昨日の夕飯、なに食べた?
昨日の夕飯、なに食べた?
「昨日の夕飯、なに食べた?」この質問にすぐに答えられますか?
すぐに答えられなくてもじっくり考えて思い出すことができれば、それは単なる物忘れです。年を重ねると誰でも記憶力が低下して物忘れしやすくなります。しかし、夕飯を食べたこと自体を忘れたり、体験や出来事を丸ごと忘れてしまっていると認知症の疑いがあります。
正常の物忘れ | 認知症の物忘れ |
---|---|
物忘れを自覚している | 物忘れを自覚していない |
症状はほとんど進行しない | 生活体験の全体を忘れる |
日常生活に支障がない | 日常生活に支障をきたし、介護が必要になることもある |
物忘れに自分で対処できる | 物忘れに自分で対処できない |
認知症は、脳血管疾患やアルツハイマー病などによって脳細胞が死滅することにより、記憶機能と認知機能が低下し、社会生活と日常生活が困難になります。認知症が進行すると、寝たきりや人格崩壊につながることもあります。
認知症を完治させる薬は今のところありませんが、生活の改善や脳を活性化することで予防はできますので、つぎの点を心がけましょう。
- 有酸素運動をしましょう
- 頭を使う生活をしましょう
- 野菜・果物・魚を多く食べましょう
困ったことや心配なことがあるときは、かかりつけ医・専門医・お住まいの市町村にある地域包括支援センターに相談してください。
認知症の詳しい内容や予防方法は、下記リンクをご覧ください。
関連リンク
- もし、家族や自分が認知症になったら(政府広報オンライン)
(外部サイトのため新しくウィンドウが開きます) - みんなのメンタルヘルス(厚生労働省ホームページ)
(外部サイトのため新しくウィンドウが開きます) - 認知症施策(厚生労働省ホームページ)
(外部サイトのため新しくウィンドウが開きます) - 認知症対策(千葉県ホームページ)
(外部サイトのため新しくウィンドウが開きます)